イタリアベネツィアの北西部にあるノーヴェという小さな町で、数世紀に渡り親から子へ伝承されてきた技術を持つ陶芸職人が、この骨壺を芸術的な陶芸品として創り上げました。

日本の皆様に私達の伝統をお伝えすべく何度も試行錯誤を行い、細心の注意と丹精を込めた逸品です。製作の全工程は、職人が一人ひとり想いを込めて全て手作業で仕上げておりますので、世界で1つとして同じものがない美しさを持つ骨壺と言えるでしょう。

私たちは、お客様の愛する大切なご家族のためにこの骨壷を作れたことを誇りに思います。

お客様の心が少しでも癒えることをイタリアから願っております。

 

Stefano Cini – CEO Fenicetek

アトリエの様子 全工程手作業の製作現場より

骨壷の製造工程は、フェニチェテック粘土を作ることから始まります。 フェニチェテック粘土は、厳選された最高品質のイギリス産とドイツ産の粘土を原料とし独自の黄金比率に基づいて配合され作られます。

水に溶かされた粘土は、専用の型に注がれ、縁まで満たされた後、物理現象を用いて徐々に水分を除去します。空洞にする段階は最も物理的に困難で、総重量は60Kgを超えます。適切な技術がなければ手作業で行うことは不可能です。この重要な工程を経ると型から余分な液体が取り除かれ、骨壷の形が残ります。

不要な部品を取り除き、慎重に型を開きます。この時点では、粘土は非常に柔らかく、変形しやすいため、全工程の中で最もデリケートな作業になります。型を外した後、2日間室温で乾燥させます。

その後、手作業による成形作業へと移ります。

この工程は仕上がりのまさに基礎となるため、非常に時間と精密さを要します。型の接合部分にできた「つなぎ目」を研磨することは、最も複雑な工程であり、まず特殊な鋭い工具を使用し、その後、ヤスリを使用して跡を取り除きます。最終段階では、水を含ませたスポンジを使って、均一に仕上げます。 破損を防ぐため2日間屋外で乾燥させ、十分に乾燥した後、最終的に最高温度1190度で20時間かけて焼成しフェニチェテック粘土を永遠の素材であるセラミックに変えます。

釉薬工程は、細心の注意を払いながら検品することから始まります。ヤスリを用いて表面をさらに研磨します。塗装のプロセスは、企業秘密であり公開することはできませんが、塗料の後、骨壷は再度、焼成しますが、この時はピークで1000度未満を維持します。表面の斑点がなくなるまで繰り返され、最大で5回の焼成が必要になることがあります。手間と時間をかけ繰り返すことでフェニチェテックを代表するホワイトカラーが出来上がります。

骨壷の蓋などに施されているプラチナ釉は、慎重さと精密さを要する作業であり、熟練した職人の手により行われています。
13%の24金と7%のプラチナを含む特別な釉薬に筆を浸し、その熟練した技術で細部や蓋を着色します。釉薬の色は黄土色ですが、約800度の釜の中で魔法が起こり、プラチナ色に変わります。
本体の塗装と同様に焼成は少なくとも2回繰り返され、完璧な輝きが得られるまで繰り返し行われます。

焼成だけではプラチナの美しさを最大限に引き出すことができません。そのため、特別な研磨剤を使用して手作業で磨き上げます。このプロセスによる効果は、一目瞭然で素晴らしいものです。
最終ステップは検品です。これは通常なら合格とするような細部のごく小さな傷にまでこだわり、全製品が100%検査されます。